ラブライブ!スーパースター!!#03「クーカー」
こんにちは。
ラブライブ!スーパースター!!#03「クーカー」です。
オリンピックの影響でかなり時間が空いた今回の3話ですが、更に私の仕事が繁忙期になり、すっっかり感想が周回遅れになってしまいました...。
さてさて、2話では代々木スクールアイドルフェスに向けて動きがしたかのんちゃんと可可ですが、果たしてどうなるのでしょうか?
ラブライブシリーズでの3話は神回が多いというか、ストーリー上で起点となる回が多いですが...。
今回も振り返り&感想記事です。宜しければお付き合いください!
◎あらすじ(公式より引用)
スクールアイドル活動を続けるには、地元の代々木スクールアイドルフェスで1位を取らなければならない。千砂都と可可は、人前で歌えないかのんが歌えるようになるよう、あれこれ試すが、結果は出ない。
落ち込むかのんに可可は、今回のライブは自分一人で歌うから、一緒にステージに立ってと、笑顔で励ます。そんな中、かのんたちが出るイベントに、全国屈指の強豪グループ「サニーパッション」が参戦する知らせが入ったのだった。
◎振り返りと感想
・冒頭
可可から歩道橋の上で歌うようにお願いをされたかのんちゃんですが、なぜかまた歌えなくなってしまいます。1話であまりにもあっさり歌えるようになってしまっていたので、どこかで歌えなくなる壁にぶつかるだろうなと思っていましたが、このタイミングでした。
・Aパート
またしても歌えなくなってしまった事に凹んでいるかのんちゃん。生徒会長の恋ちゃんには観客の前で醜態をさらすのであれば、出場をやめた方がいいのではないか?と言われてしまいます。まだ時間はあるということで、可可と千砂都の3人で歌えない状況を改善する特訓に挑みます。
千砂都のアイデアは、たこ焼き屋でお客様からの視線を集めながら綺麗なたこ焼きを焼き上げていくと、プレッシャーに耐えられるハートになるのではないかということ。
残念ながら結果は出ませんでしたが、可可ちゃんのどこから出したか分からないタコ帽子とかのちぃのバイト姿がグッドでした!笑
(制服でバイトって、匂い染みつきそうで大変だなあ...)
可可のアイデア?ではカワイイ衣装を着れば気分が上がって歌えるようになるということ。フリフリのカワイイ衣装を着ることにためらっていると、無理やり着させられることに。
撮影画面の右下にある過去の撮影写真が切り替わっていく再現も面白いです。まんまるが移っているのは千砂都の携帯ですね。笑
「消して」
の低音ボイスが最高でした。
特訓??するも残念ながら歌えない症状は治る気配はありません。これが本当の自分だと諦めそうになっているかのんちゃんですが、可可は鼓舞し続けます。
どうしても歌えないのなら、かのんちゃんは一緒にステージで踊ってくれるだけでいい。歌は自分が全部歌う、とまで言い切りました。
可可の熱意に再び前向きになろうとするかのんちゃん。本番のステージを前に緊張も相まって気持ちが高まるかのんちゃん。
練習を終え、解散する3人。ふとかのんちゃんは思います。
練習後の帰り道、歌えない分のカバーも可可ちゃんがすることになり、負担をかけてしまっていることを気にしてしまっているかのんちゃん。そんな時、千砂都と可可から、神津島のスクールアイドル、サニパが急遽今回のフェスに参加することが知らされます。
・Bパート
場所は変わり可可の家。サニパがフェス参加することで、一位をとるハードルが更に上がった現実に直面する3人。トレーニングの甲斐もあって、筋肉もついてきた可可ですが、かのんの歌もカバーしないといけません。
一旦解散する3人ですが、階段で可可は千砂都にスクールアイドルに興味がないか、再び話しかけます。
1話でも可可から勧誘された千砂都ですが、1話ではかのんちゃんが一方的に打ち切ってしまいました。今回は千砂都の口からスクールアイドルについての気持ちを聞くことができました。
興味はあるけど、ダンスをしながらスクールアイドルはできない。幼馴染のかのんちゃんが頑張っている中で生半可な気持ちでは出来ないと断る千砂都。
この言葉はどこまでが本当の気持ちなのでしょうか?全部かもしれないし、本当の気持ちは隠しているかもしれない。過去作の幼馴染たちのイメージに引っ張られているのかもしれませんが、何とも言えない表情も相まってまだ思っていることがあるんじゃないか?と感じてしまいます。千砂都はまだ幼馴染のかのんちゃんから直接スクールアイドルの勧誘を受けていませんし、はてさてどうなるのか...。
さて。かのんちゃんは自分自身の思っていることを可可ちゃんに伝えます。自分のせいで、一位をとれずに可可がスクールアイドルの夢が終わってしまう。自分が足手まといになっているのに、舞台に立つべきではないのではないかと。
かのんちゃんは歌えないことで、音楽科に入れず、夢を諦めかけていました。1話ラストでは歌えるようになり、好きなことを続けていけるかもという希望を抱いていました。一方で、スクールアイドルをやりたいという夢を持ち上海から来た可可の夢が、歌えなくなってしまった自分のせいで、潰えてしまうかもしれない。
自分が夢を諦める辛さを分かっているからこそ、同じ思いを、しかも自分のせいでさせたくない。かのんちゃんは誰かの「夢」を大事にしているのですね。
ここで、可可がスクールアイドルに憧れた理由が分かります。教育熱心な家庭で生まれ、やりたいことも無いままだ惰性で過ごしていた毎日に、彩りを与えてくれたスクールアイドルは、自分の気持ちや感じたことを自由に歌っていた。かのんちゃんの歌はその時と同じぐらいの衝撃(ワクワク)だった、と。
この「初めてみたスクールアイドル」がサニパだったわけですね。スクールアイドルに対してトキメキを感じる流れは王道でもありますが、虹ヶ咲を思い出しそうです。
かのんちゃんと同じステージに立てるのは夢の一つとまで言ってくれた可可。再度一念発起し、自分を信じ練習に向き合うことになります。
いよいよ迎えるフェス当日。予想以上にいるお客さんの数に緊張している二人。今まで気丈に振舞っていた可可も無理をしていたのか、かのんちゃんにも分かるぐらい震えています。
そんな時、すみれちゃんが過ってコードを抜いてしまい停電トラブルが起きます()
これまでか...といった表情をする二人ですが、千砂都は可可から貰っていたブレードを光らせます。光が広がっていき、客席はクーカーを応援する光の海になりました。
ここの絵、マジで綺麗ですよね。
クーカーを応援する光の海を見て、決心をするかのんちゃん。応援してくれる人たちがいて、隣には可可がいる。一人で人前で歌うんじゃない、二人でお客さんに届けるんだという、パフォーマーとしてのかのんちゃんが出来上がった瞬間って感じでしょうか。
・劇中歌『TinyStars』
神曲。
作曲が可可ってことで、歌詞を追っていると可可がスクールアイドルやかのんちゃんと出会って以降の気持ちにも見えるけど、かのんちゃん自身にも繋がっているのがエモい。色んな方が仰っていましたが、同じ3話ということもあり、μ'sの「START:DASH!!」を連想させる一曲です。
『始まりは君の空』曲中の「手をつないでいけば 怖くない」の部分の振り付けも入っていて、この『TinyStars』での歌詞も一歩を踏み出す事を指す歌詞とリンクしているのもまたエモい...。
さて、無事パフォーマンスを終えたクーカーは一位こそは叶わなかったものの、新人特別賞を受賞することが出来ました。理事長との約束では一位が条件でしたが、今後どうなるのでしょうか?
サニパの二人には目を付けられているようです。ライバルチームとして関わってくるようになりそうですね。
今回の3話で可可のスクールアイドルのぞっこんな理由やサンバな衣装を着た謎のアイドルの正体などが判明しました。今後はまぁ恐らく順当にいけば活動ができるようになり、メンバー追加...なのでしょうが、千砂都と恋の加入の流れが全然読めませんね。楽しみです。
4話はもう見ているので、5話放送までには書きたいと思います。お付き合いありがとうございました!
*本ブログ中の画像は作品の研究のみに使用するものであり、アニメ本編より引用しております。
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